長良動物病院

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■ここでは、ペットに関する病気と予防についての詳細をお届けいたします。
ネコちゃんの白血病ウイルス感染症[2008/09/22]  

猫白血病ウイルス感染症とは
回復困難な貧血、腫瘍(白血病やリンパ腫など)、発熱、食欲不振、元気消失、体重減少、口内炎、下痢などを引き起こす、猫ちゃんに多い感染症の一つです。若い猫ちゃんに多くみられます。感染が完全に成立してしまうと、約80%の猫ちゃんが3年以内に亡くなってしまうといわれている怖い病気です。

感染経路は
親から、あるいは感染している猫ちゃんと濃厚接触(けんか、グルーミング、食器の共有など)することにより感染します。多頭飼育されている場合には1頭に感染がみられたら、約1/3に感染がみられるといわれています。

診断法
ウイルス検査により診断します。少量の血液があれば検査は可能です。
お外に行く猫ちゃんで、原因不明の高熱が続いている、下痢や嘔吐がとまらない、口内炎がある、貧血をおこしている、血液の癌がある、もしくは若い猫ちゃんで呼吸があらい(胸に腫瘍ができていることがある)等のいずれかの症状がみられる場合、当院ではこの病気の可能性を考え、ウイルス検査を実施しています。

対策は?
現在のところ、著効する治療法はありません。したがって、感染しないように予防することが一番大切です。そのため、以下のことを実践してください。
感染猫と接触させないようにしましょう!接触がなければ感染することはありません!室内で飼育されることをお薦めします。
複数の猫ちゃんを飼われている場合、または猫ちゃんをすでに飼っておられる家庭に新しい猫ちゃんがやってくる場合にはウイルス検査を実施しましょう。新たなウイルス感染を防ぐためには、とても重要なことです。
お外に行く猫ちゃんの場合にはワクチンを接種することをおすすめします。ワクチン接種による予防効果は約40%といわれています。

感染してしまったら
感染初期(感染してから4ヵ月の間)には、ウイルスを体外に排除できる可能性があります。当院では確立された治療法ではありませんが、この期間に抗ウイルス作用を期待してインターフェロンの注射をしております。また、ウイルス検査を定期的に行い、ウイルスが排除されたか確認します。
この期間にウイルスが排除されなかった場合には、生涯ウイルスが体から排除されることはありません。いわゆる持続感染、またはウイルスキャリアーとよばれる状態になります。このような状態では著効するような治療法はありません。ウイルスに関連した症状がみられた場合には、それぞれの症状にあわせた対症療法を行うことで、猫ちゃんが少しでも長く楽に生活できるよう努めます。


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